The Case for Decentralized Social Identity(分散型ソーシャルアイデンティティの事例を動機づける)
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from Social Identity
Motivating The Case for Decentralized Social Identity: Part One - RadicalxChange
ID システムで最も求められている機能の 1 つは、検証者に自分のユニークな人間性を証明する能力、すなわ ち、自分が 1 つのアカウントを通じて長期にわたってシステムにアクセスする同じ人間であり、システ ム上で 1 つのアカウントしか持っていないということを証明する能力である。この能力は、技術文献では「シビル耐性」と呼ばれ、その理由はここで詳しく説明するほどではない。
1Person, 1ID ≒ 一人一票
でも、このパラダイムを脱出する必要があるのかもしれない
Phiの哲学みたいな感じで
なぜヒューマニズムが重要なのか?一人一票の原則に基づく投票システムを考えてみましょう。このようなシステムの完全性を維持するためには、誰一人として二重に投票しないようにしなければなりません。このようなシステムが他の次元でいかに優れていても、投票権を要求している人がすでに投票したことがわからなければ、参加者は何度でも投票できることになる。このようなシナリオでは、選挙の結果は、大多数の意思ではなく、十分に不誠実で、最も頻繁に投票する時間や資源がある参加者の好みとなります。多くの場合、最も多くの資源や何らかの権力を持つ者が、システムに最も執拗に投票を求めることができるため、ヒューマニズムの欠如により、民主主義はプルトクラシーに堕落することになる。
glenweyl.iconの立場でいうと、民主主義であるためには一人一票が必要という概念(これはQVだったとしても、1Person, 1IDが担保されてるアイデンティティレイヤーのインフラが必要)
1Person, 1IDを必須としなくても成り立つ合意形成システムを考える
Motivating The Case For Decentralized Social Identity: Part Three - RadicalxChange
Part treeは、Kaliya YoungとGlen Weylの共著
最後に、最も野心的なことに、社会的アイデンティティは、上記の民主主義と資本主義の応用を 組み合わせ、それを超える新しい政治経済インフラを可能にする可能性がある。政治経済学の最近の研究では、一般的に国民国家に関連する民主的ガバナンスの利点と、一般的に資本主義に関連するダイナミックで起業家精神とを組み合わせた新しい組織構造を提案している。特に、「Quadratic Finance」というメカニズムは、政府、慈善家、その他の公益機関がマッチング・ファンドを提供し、個々の貢献者が公共財提供機関の設立を指示することを提案している。
正確な計算式は、このブログ記事で説明するにはあまりにも数学的である。すなわち、少額の寄付は多額の寄付よりもマッチングされ、人気のある活動への寄付は少数の寄付者しかいない活動への寄付よりもマッチングされるということである。標準的な民主主義国家とは異なり、一人一票の原則に基づくのではなく、柔軟で、出現する要求によって駆動され、金銭的価値を組み込んでいるのである。
これは、「どの公共財に対して国庫から資金を助成するべきか」という意思決定においてはそうだと思うtkgshn.icon
だから、QFで市民(各エージェント)が身銭を切るインセンティヴがある
でも、他の種類の合意形成ならうまく動かないのではないか
例えば、「凸型処分と凹型処分」で紹介されていた政策Aは良い結果、政策Bは悪いけどまだ我慢できる結果、でも中途半端に2つを混ぜると最悪、という状況は確かにある。100%の渡航禁止は、50%の渡航禁止よりもはるかに有用ですという状況で、QFでコンセンサスを取ることはできないはず
この場合、1Person, 1IDを必須としなくても成り立つ合意形成システムを考えることは不可能なのかな?tkgshn.icon
なんか感想程度だけど、合意形成シーンにおける談合とかを減らすために、Self Sovereign IdentityとSocial Identityみたいな概念は別として考える必要がある?